あごについて

歯が痛い?1-2

さて、その前提として、ヒトの姿勢制御は、左右の目線とトルコ鞍を結んだ三点による水平面が、頭部水平の規準になっていることを押さえる必要があります。
ところで、咬合に影響が生じると目線の安定が悪くなる人が居ることが分かっていますが、その逆も、またありうるんじゃないでしょうか。
この患者さんは、転んで激しく顔面をうち、目尻に傷を負いました。このことが咬合の安定を著しく欠いたのではないでしょうか。
さらに、この患者さんの訴える、むち打ち症の症状は咬合の不安定化に著しくかかわっていると思われます。くれぐれも、日頃の活動は軽いものに終始するようにして戴くといいと思われた症例でした。