院長ブログ

国府宮の裸祭りー儺追神事

今朝は少し霧がかかっていたが、比較的暖かな朝だった。
雨が降ってくるかと心配した。
だが、夜半のうちに降ってしまったみたいだ。
そこで、傘は要らなかった。
三寒四温で徐々に暖かくなる。
国府宮の裸祭りを境に、めっきり春めいてくるのだ。

この裸祭りは「儺追神事」である。
神男を選んだら、身を潔斎させる。
そして深夜に桃ヶ枝で難を追う。

これが、明るみに神男を引き出す。
すると、裸男が群がってくる。
神男を追いかけ回すのだ。

一切の神事がすむと、儺負人は土餅と大形代を背負わされ、それにつけた紙燭に火をつけて追出される。このとき、一同は小形代を儺負人に投げつける。儺負人を一里四方の外まで神主以下社人たちは抜刀して追い立てていく。儺負人は遂には路傍に倒れ、土餅や大形代が地上に投げ出されると、直ちに一行はそこの土地を掘ってこれを埋めるのである。土餅、大形代に依りつけられたこの世の災厄を一切土中に返して、清浄平穏な世界がこれで現出するのである。

『新修稲沢市史』

とあって、とても現代のお祭りの姿からは想像できない。
17Jan31