院長ブログ

クダショウ医者

ゴールデンウィークの間に見聞したことがあります。
それは民間伝承のものごとのようです。
それは、クダショウ医者というものにかかわることです。
どうも、そういう医者が居るらしいのです。
クダショウとは聞き慣れない名ですね。
これは伊那谷に居る小動物、といっていいのでしょうか。
それがどうも、単なる獣以上のもののようです。
松山義雄の『山国の神と人』という本に出てきます。
「巷説クダショウばなし」のなかに、クダショウについて書いてあるのです。
そして、これは鼠に似た動物だそうです。
さらに、家クダショウ、沢クダショウ、山クダショウの別があるともいいます。
クダショウつきの家筋があるそうなのです。
腕のいい医者にも、これのついた家筋のものがいたそうです。
彼の処方するよく効く薬があったのです。
それが、どんな薬ですかと患者さんが尋ねたそうです。
くだんの医者は、シリノアカヨリタンがあると、うっかり口にしたそうです。
尻の垢をぽりぽり削ったものなんだそうです。
そんなものを処方されたんじゃあ困りものですね。
17May06