院長ブログ

無為自然

暑いなかをカレーうどん、これはびっしり汗をかくし、二の腕に玉が生じるような汗も出て、こめかみのはたらりと垂れる。
 そんな季節も、足早に往のうとしているかな、という八月二十五日の宵。そしてあくる二十六日は、処暑も過ぎて、虫の音が聴こえてきてもいいころなのに、暑さがいっこうに収まらない宵だった。
そこで、一向に巧くもない一句

名ばかりの秋
暖まりけり床の上

寝返りを打つと、どこに体をおいたら冷たそうか、思案しつつ微睡んでいる。睡眠が少しも深まらないのだった。
 早く涼しい秋を心待にしている頃だったのがオヤっと思う秋風だ。
 今年に入って、手捻りで親知らずを抜き、いままた一本大臼歯を抜いた。
「このままでは8020も怪しい」
と家人がいうが、抜けていくものは、髪と同様しかたがないのだ。
17Aug31