土川歯科医院について

職人論

「言い張って譲れない」
というような、妙な拘りのようなものがある。
「職人だ」
と、いうことに尽きるかと思う。

それは、何か専門家という一つのジャンルのなかに、閉じ込められないもの。すっぽり納まっていることとは違ったものなのだ。

ではそれが歯科の現場での具体性としては、どんなことだろう。
巧くはいえないがやってみる。

顰めッ面でやってきても、にっこり笑って帰す。
これが心情だけど、先生や、まして神様っていわれることは、好きじゃない。
自分は、単なる職人だと思っているから。

さらに、左甚五郎なら、憧れる。
誰にもできない真似を為す。
そこに誇りを感じる。
それだけだね。

だから、いつも、却って、戦々恐々としている。
いきなり真剣勝負になるからね。
上手く行って当たり前なのだから。

そして、傍からは、何も苦労しているようにみえる。
すんなり上がることを心がけているから。
努力している姿なんて、絶対にみせたくないないね。
額に汗するなんて、ほとんど負けか、よくて引き分け。

圧倒する勝利ってのがある。
それは、終って爽やかにバイバイすること。
一生懸命やりましたなんて、徒弟じゃあるまいし。
巧くできて当然なのだよ。

「プロの職人なのだから」

こういって、胸を張る人がいる。
憧れるなあ。
13Sep05