歯が痛むとは4

Phantom bite Syndromeは、三年前に書いた。
これについて、またここで取り上げてみたい。

その時、歯の痛みについて述べた。
しかも
この歯の痛みには、3つ種類があるとした。
この三つの中で、一番困難なものについて書いたのである。
続きであるがわかりにくいところもある。
そこで、前号については、下記を参考にしてもらいたい。

http://www.kamu-kamu.jp/shourei/entry-585.html
http://www.kamu-kamu.jp/shourei/entry-583.html

自分の歯が痛くなってしまった。
そこで、手当をすることにした。
そして口の中を覗き込む。

すると、自分の口のなかは、そのままで診ることができない。
だから鏡を使ってみることになる。
鏡では左右が反転する。
右左が逆さに写るのだ。
そればかりではない。
手の動きが、まったく思うようにいかない。

「谷川健一は『魔の系譜』のなかで夢野の小説を引いてファンタムレッグのことを描いている。
少し長くなるが紹介する。

夢野久作の『一足お先に』という作品では、義足の先が冬になると霜やけにかかったようにむずがゆくなり、それで義足に足袋をはかせ、寝るときは義足を外して別の布団に入れて湯タンポを抱かせないでは気がすまない亅という箇所が出てくるが、四肢のいずれかを切断した患者が、これに類する幻覚心理を体験することは、医者のあいだでは常識である。

このように、幻影肢のことを紹介しているのである。」
といった具合である。

長らくやり残していたので、気掛かりだった。
やっと宿題を果たしたような気がしている。
19Jun04