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患者さんの場合3 [症例集]

六月二十三日初診、三十日に三度目の来院をした患者さんがいる。
この患者さんには、難儀をした。

そのことは初診のときから分かっていたことだ。
すなわち、咬合も大きく乱れてしまっていたことで、具体的には下記の如くである。

下顎埋伏知歯の位置の乱れにより、対向する上顎第二大臼歯と激しくぶつかり、咬頭干渉による咬合障碍を起こすようになっていた。

ところで、咬合の乱れについては診断できたが、そこに疑問に思ったのは、こういうことである。

咬合障碍が慢性化しているのに、どうやって創作活動をするのか。

そして、その答えがいみじくも患者さんの口を衝いて出るときに、
「ああ、何とそういうことがあったのか」
という驚きを持って、患者さんの話を伺ったのである。

すなわち、それは盲点を突いているものだった。
具体的には、まず舌を巻いて「L」音を発音するときのように、舌の裏側を上顎の前歯の裏に付ける。
そうして絵筆を取ったのだそうだ。

この患者さんは芸術家である。
なるほど、これなら顎運動における前方要素の障碍を緩和できる。

私は思い起こしていた。
それは、かって手に採ったことのある古文書『無閑志』にあった「書癡」(「書きおこり」とでもういうのだろうか)のお話に通呈しているのだ。
そしてそれはさらに、江戸時代の売れっ子の浮世絵師にも共通している。
売れっ子絵描きが版屋に仕事で追い込まれるときに、思わず筆を口に銜える。

むろん、絵描きのお話も付け加えることになったことはいうまでもない。
09Jul2

Posted by 土川院長 at 09時34分   TrackBack ( 0 )   Comment ( 0 )

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