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この「症例集」に着いて [症例集]

このテーマ「症例集」そのものについてである。
自己言及的ではあるが、述べてみたい。

患者さんを襲う症状にはパターンがあるかもしれない。
それらを丹念に収録し、記録していくと、そこには一定の原因とか経過の法則めいたものがみえてはこないだろうか。

ということで、「症例集」というカテゴリーというか、範疇をテーマとして掲げて、書いてきた。
それの記事が、まだ一桁ではあるが存在している。

それらには、またより小さいカテゴリーとして、「患者さんの場合N」と「ライフイベントN」がある。
二つのシリーズということになる。

もっと豊かにしないとテーマの「症例集」の名に恥じるということを思っている。

Posted by 土川院長 at 10時01分   TrackBack ( 0 )   Comment ( 0 )

患者さんの場合3 [症例集]

六月二十三日初診、三十日に三度目の来院をした患者さんがいる。
この患者さんには、難儀をした。

そのことは初診のときから分かっていたことだ。
すなわち、咬合も大きく乱れてしまっていたことで、具体的には下記の如くである。

下顎埋伏知歯の位置の乱れにより、対向する上顎第二大臼歯と激しくぶつかり、咬頭干渉による咬合障碍を起こすようになっていた。

ところで、咬合の乱れについては診断できたが、そこに疑問に思ったのは、こういうことである。

咬合障碍が慢性化しているのに、どうやって創作活動をするのか。

そして、その答えがいみじくも患者さんの口を衝いて出るときに、
「ああ、何とそういうことがあったのか」
という驚きを持って、患者さんの話を伺ったのである。

すなわち、それは盲点を突いているものだった。
具体的には、まず舌を巻いて「L」音を発音するときのように、舌の裏側を上顎の前歯の裏に付ける。
そうして絵筆を取ったのだそうだ。

この患者さんは芸術家である。
なるほど、これなら顎運動における前方要素の障碍を緩和できる。

私は思い起こしていた。
それは、かって手に採ったことのある古文書『無閑志』にあった「書癡」(「書きおこり」とでもういうのだろうか)のお話に通呈しているのだ。
そしてそれはさらに、江戸時代の売れっ子の浮世絵師にも共通している。
売れっ子絵描きが版屋に仕事で追い込まれるときに、思わず筆を口に銜える。

むろん、絵描きのお話も付け加えることになったことはいうまでもない。
09Jul2

Posted by 土川院長 at 09時34分   TrackBack ( 0 )   Comment ( 0 )

ライフイベント2 [症例集]

筋膜のトラブルは顎関節症の原因です。なかでも外側翼突筋の筋膜トラブルにはよく遭遇します。
これについては度々紹介してきたことです。

そこで今回は、内側翼突筋が原因になる例に出会いました。この内側翼突筋の肉離れは、外側翼突筋と比較すると四分の一以下の発生頻度です。
すなわち稀なのです。

さて、ライフイベントとは、どういう絡みでこの症状が修飾されるのでしょうか。
いいかえると、どういうものが大きく影響するかということです。
項目を挙げると、
家族の、健康や死などの変化
本人の大きな怪我や病気
仕事(転職や成功などの変化も含む)
進学・卒業・結婚・失業
友人関係(のトラブルや変化を含む)
借金
生活環境、転居は新築などの変化
個人的習慣の変更
などが挙げられます。何だか際限がありませんね。
かわったところでは、「刑務所への収容」などなど、数え上げればほんとにきりがありません。

趣味が影響を与えることが生活上の変化と捉えれば、これも考えられます。
さて、ある患者さんの場合は、その原因になるところが「フルート」(楽器の)だったということで、それが印象的でした。

そこで、締めくくりに、カウンセリングの要諦はどのように考えればいいでしょうか。

患者さんい説明するときの「イメージの引き寄せ」について、考えてみます。すると私の場合「何とか場面を思い浮かべよう」としているのです。

それを大先生は「自然に浮かび上がってくる」と仰いました。
さすがにベテランの境地にあられる先生ならではの、豊かな臨床経験と実績がものをいう例であると思ったのでした。
07May22

Posted by 土川院長 at 08時51分   TrackBack ( 0 )   Comment ( 0 )

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