MPD症候群

MPD症候群の問題点

MPD症候群は、筋肉に肉離れがおこることによって、脳の中枢神経のなかで反射症状が起きると考えられている。「口を開けろ」とは反対の「口を閉じたまま」という反射がおきているのです。つまり、「口を開けて下さい」と脳に指示を出したのはよいが、脳の中で反射がおきてしまい、意識とは別に口を開けるための筋肉の動きに制限が付けられてしまう。 そしてその結果、口が開かなくなるという症状がでてしまうのである。

この症状があごの筋肉の動きだけではないため、このMPD症候群の問題をややこしくしているのです。

はなしが少しそれますが反射とは「人間・動物が刺激に対して、意識作用の関与なしに神経系を介して行う反応。」のことです。

さて、この肉離れに伴う脳中枢のなかで反射は、防御機転と考えられます。外からやってきた力などの刺激に素早く反応して、被害を最小に食い止めようというのです。

そう考えると、脳中枢的なコントロールを伴っている。いいかえると刺激が掟から、よく考えて反応していては遅いのです。咄嗟のガードといったらいいでしょうか。これには、意識上下でのコントロールが必要になるのです。

この反射がときにより厄介なのです。これにより幾多の派生的な問題群を伴ってきます。

中枢に起きる数々の反射や反応で、顎関節症が昔から精神医学でも大問題になってきた経緯があります。

対策としては、顎という局所にのみ眼を向けるのでなく、全身的、先人的な対応が必要となるのです。