心身歯科

噛み合わせについての一例

顎の症例報告をしたいと思います。
やってみえた患者さんには、噛み合わせの異常感があります。
そして、そこからトラブルが発するようなのです。
かく考える一症例を、ここに報告します。
 
患者さんが訴えるところによると、
「左が先に当たってしまって、右が噛めない」
ということです。
そのため、実際にかみ合っているかどうかを調べます。

調査はレジストレーッションストリップスという箔片を使います。
これを噛んでもらいました。
すると、しっかり噛めていました。
すなわち、箔片を引っ張っても、すり抜けません。

これで右を低く削ってしまったら、とんでもないことになってしまいます。

ただ観察していると、こんなことがありました。
患者さんは、左へ変位して噛む癖があるのです。
これでは右は離開します。
いわゆる側方クリステンゼン現象といわれる状態です。

この違和感の原因は何でしょう。
考えられることに、何があるのでしょうか。

これは左側外側翼突筋の過緊張のようです。
そこから生じてきているものみたいなのです。
そのように考えてみました。

そこでTMJ(L)トラブルに発展する前にやることがあります。
顎治療を要するかもしれません。
このように考えています。
17Sep28